ようこそmachiの英語ブログへ

英語とわたし⑪海外生活(塾講師編)

こんにちは、machiです。
(簡単な自己紹介はこちらからどうぞ)

今回も引き続き、「英語とわたし」の記事です(^o^)
これまでの記事はこちら↓

①幼稚園時代 
②小学校時代
③中学校時代
④高校時代
⑤大学時代(留学前)
⑥留学時代(Kelowna編)
⑦留学時代(Vancouver編)
⑧大学時代(留学後)
⑨大学時代(塾講師編)
⑩海外生活(出産前)

興味がある方は読んでもらえると嬉しいです(^v^)
今回は、こちらでの塾講師時代について振り返ります。
2018年7月〜2021年1月末まで、英語講師をメインに国語と数学を教えることもありましたが、今までとは違う経験をたくさんさせてもらうことができた2年半でした。

「英語とわたし」シリーズなので、英語の授業にフォーカスして書いていきます(^ν^)

レッスン開始までに準備したこと

私が面接を受けて合格したのが5月の頭で、5月の下旬から6月末まで兄家族のいるアメリカに滞在する予定があったため、スタートは7月にしてもらって、それまでに予習できるようにと5冊テキストを先に渡してもらいました。
日本の教材ではなく、イギリスのケンブリッジの教材だったので全てが英語!もちろん内容は知っているものがほとんどでしたが、ハイレベルなテキストのほうは日本の高校生が学ぶ内容も含まれていたため、今までの範囲外。
解く前に解説ページを読んでると「あ〜、たしかにそうか」と納得したり、句動詞の部分では知らないものがちょくちょく出てきたりと、まずこの時点で学ぶことがたくさんありました。

1ヶ月間のアメリカ滞在中、兄の子どもたちが寝静まったあとやお昼寝の時間などにコツコツ予習をしていき、なんとかレッスン開始までに5冊すべてのテキストを終わらせてから初レッスンに臨むことができました。

今までの塾講師の経験と全然違う!

働かせてもらっていた塾では小学生から高校生の生徒がいて、インターナショナルスクールに通う子も日本人学校に通う子も両方いました。
上司はとても経験豊富な英語講師で、生徒からも保護者からもとても信頼が厚い先生でした。
授業のやり方は大学時代塾講師をしていたときと全く同じ、1コマは50分と短くなりましたが、それ以外はとにかく全部違うからびっくり!
基本的には文法を教えて問題を解かせるというものでしたが、まず違ったのが教える内容。
小学生に過去形と過去進行形の違い、現在完了や関係代名詞を教えたり、英検2級や準1級の対策をする生徒を教えたり、最終的にはTOEICを教えたり。

そして私が大学時代に手こずっていたライティングも小学生の時からじゃんじゃん書かせました!
もちろん書き方はIntroduction→Body→Conclusionのアカデミックライティングです。
Bodyパートでは、きちんとTopic Sentenceで内容を簡単に伝えた後、理由や詳細を述べるといった本当にしっかりした書き方を教えなければならず、初めは難しいなと感じました。

働き始めてハイレベルなインターナショナルスクールの生徒を教えたりすると「これ、自分がまだちゃんと教えられるレベルまで達していないかも」と焦りを感じ、まずは自分自身の成長が最優先だということに気がつきました。
でもこれはやってみないと分からなかったことなので、まず挑戦してみて良かったし、今までの経験からかなりレベルアップした教育ができることに喜びを感じました。

そして何より子どもたちが純粋でかわいいことに本当に癒されました( ◠‿◠ )
「せんせいー、まるふってくださーい!」と呼ばれたり「これはどういう意味?」と聞かれたり、「せんせいはサンタさんいると思う?」と聞かれたり(笑)
辞めていく生徒に「machi先生のおかげで英語が好きになりました」と、講師として最高のほめ言葉ももらえたことも大切な思い出です。

難しいことを噛み砕いて教える訓練

大学時代にやっていた塾講師の頃に気をつけていた「難しいことを理解できるように説明する」は、ここに来てさらにパワーアップさせる必要が出ました。
なんせ、小学生に三単現のsや、過去形と過去進行形の違い、過去形と現在完了の違いなど、文法を言葉で説明して教えないといけなかったのでとにかく大変!
ライティングも、自分がぶち当たったことをまさかこんなに歳が小さい子たちに教えなきゃならないとは、、、と思いつつ、上司がどうやって教えているのかを聞きながら、自分もできるだけ分かりやすく解説することを心がけました。

日本から引っ越してきて間もなくの子や、日本人学校の子で普段から英語を聞く生活をしていない子たちは「ふーん」といった感じで私の説明を聞いていましたが、インターナショナルスクール通う子や長年海外に住んでいる子たちだと、たまに「でも学校で○○って言っても通じるもん!」とか「これでも学校では成績○だもん」と言って対抗してくることも。でも英語の基本の基本をきちんとおさえてもらうために、文法やライティングの説明はきっちり行いました。

カンの鋭い子だと小学生中学年ぐらいでもあっという間に理解して吸収し、どんどん解いていくのに対して、中学生でもなかなか理解に苦しんで手こずる子もいて、個人でこんなにも違うんだな〜といつも思いながら教えていました。

自分自身の成長

こんなふうにして、2年半の間にいろーんな子どもたちを教える中で、私も英検準1級レベルのリーディングとライティング、TOEICのリーディングを教えられるまでに成長(^∇^)

初めてこのレベルを教える時は「ほんとにこれで大丈夫かな、、、」と不安もありましたが、教えていくうちにだんだん教え方も確立できて自信もついていきました。やっぱり教える仕事って、知識がついたらあとは経験を重ねに重ねていくしかないなと感じました。

最終的には「この子は無料体験でここ手こずってたからこのテキストから始めよう」と自分で決められるようになったり、「英検準1級対策ですね、オッケーです!」とためらいもなく教えられるようになり、本当に自分自身成長したんだなと思いました。

どんなお仕事も、新しいところで始めれば新しい経験が待っています。
私の場合は今回のこの経験で自分がすごくパワーアップできたことを実感できたので、働かせてもらえたことに本当に感謝しています。
有効なインプットがi+1であるのと同様に、上達には常に少し難しいことや複雑なことの習得が必要だと改めて感じました。

さて、次回はついに「英語とわたし」の最終回になります(^_^)
最後まで楽しんで読んでもらえますように(^○^)

Thank you for reading!

コメント

コメントする

目次